母は定期的に 地域の活動に参加しては
微妙なものを作ってきます。
この秋の作品は こちら ↓
30cm直径の鉢植えに 私が大好きなハーブ、シブレットがほんのちょっと
(ネギみたいな細いのがシブレットです)
あとは食べれない植物がわんさか
庭には先住者の木とか 花とかおるのに
今さら 観賞用の鉢植え・・・・(不服である)
「こんなんいらんけぇ、全部シブレット植えてきてくれたら良かったのにっ!
このシブレット 島ではすぐに手に入らないから苦労しとんのにっ
シブレットだけが良かったのに。。。」 私、不服である
「知らんわ~ そんな事言うても
みんな花とか植えとるのに、お母さんだけその何とか言うヤツばっかり植えたら
変じゃが! 」 母
「変なことないわ!」 私 (いいや 見た目は変である)
「だいたい、今の状態の完成形の鉢植えも さほど見事なセンスとは言いがたいと思うけど。」 私
「ピンクのお花が可愛いが」 母
「そうじゃろうか???? じゃあ、何て言う花なん?」
「・・・植え花よ。」 母
↑出た
うちの母は 「お花が可愛いがぁ~」 とか言いながら
外で見た花の種類を聞くと 決まって
「野花(のばな)」 と、返答します。
この前も お風呂に入っていて
秋らしい虫の声が綺麗だったので
ちょうどお風呂の脱衣部屋に来た母に
「あの チ チ チ チって鳴いとるんは 何ていう虫?」 と ガラス越しに聞くと
「・・・・・・・・・(母 考えている)
あれ 夏虫が鳴いている~~ ちんちろ ちんちろ ち・・(歌い出した)
あれ 鈴虫が~ 泣き出した りんりんりんりん り~りん・・・
・・・・・・
チ チ チ チ鳴く虫は おらんわ。(歌の中では)
とにかく 秋の虫じゃろう!」 母
「・・・・・・・・」 いいかげんな答えである。 返事をする気にもならない。
知らんのなら知らんと言えばいいのに
母が参加した活動の作品の数々は 微妙なものが多いです。
どのように微妙かというと・・・・調理加工品とか・・・・ほんまに・・微妙で
「これほどまでに 素材を殺したものを作るとは・・・・トマトが気の毒じゃわ」 私
母が参加して作ったというケチャップは ひどかった。笑
それでも トマトのグルタミン酸を生かして 煮込み料理の隠し味になるかと思って
カレーに入れたことがあったのですが
えげつない甘みと 丁寧に火が入ってない玉葱が 恐ろしいハーモニーを奏で
入れるんじゃなかったと 後悔しながら
赤ワインを入れたりしながら 味の調整をするのに どえらい苦労しました。笑
母の作品に 目が離せません。