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教室の前置きが終わって、
いよいよ料理開始! その前に本日の野菜をご覧頂きながら 新鮮野菜・美味しい・よく熟した野菜の見分け方を説明いたします。 以前私も留学中にパリの3つ星レストランのシェフと一緒にマルシェつれていって頂いたときも 「いい野菜を見慣れたら どんな野菜が新鮮で美味しいのか解るようになる」 というシェフのお言葉でした。 ですから教室で扱う野菜は この辺りのデパートやスーパー市場の中でも 飛びぬけて質が良いと思った野菜を 取り寄せて使ってます。 ![]() ![]() 写真の他 ニンニク たまねぎ 手摘みの10種類のグリーン などを一つ一つ説明していき、 次に順に切っていって頂きます。 切り方だって フランス流に言うと一つ一つ名前があるわけです。 「凄い! ほんとに新鮮ですね。切ってる最中から水分が出てきてる」 と、鋭い発言のお客様。 「本当よく切れますね~ この包丁」 というお客様の発言から、また包丁話に花が咲きます。 その横で 一つずつ丁寧に丁寧に切っていくお客様。 今回も先月同様にとっても綺麗な下処理をなさいます。 完成した料理は まだ今月お越し下さるお客様がご覧になっては楽しみが減るため まだ写真掲載が出来ませんが、 今回のお客様が何種類が野菜を切っていただいたうちの一つがこちらです↓ ![]() 綺麗な綺麗なブリュノワーズ(5㎜角)です。 「水平が難しい~~~」 と言いながらも この出来栄え。 「美しい!」 思わず拍手です。 美しく下処理した野菜は、その後の調理段階の出来栄えにもいい結果を出しますし、 宝石のようです。 素材が喜んでます。 「こりゃ~ 今回も素晴らしい出来栄えの料理になること間違いなしですね^^」 私 慣れない切り方や食材に出遭うと 初めてだから当然作業速度は遅くなります。 でも、遅くっても丁寧に仕上げたら料理は必ず美味しく仕上がります。 私が尊敬する3つ星のシェフは下の料理人が納得できない料理を作ったら 「Est-ce que tu as mis d'amour?」 と聞くそうです。 日本語で言うと 「ちゃんと愛情込めたか?」 です。 冗談でなく 真面目にシェフはそう聞くそうです。 教室で初めて挑戦した料理なのに、前回も今回も 美味しくて綺麗な料理に仕上がったのは お客様が一生懸命心を込めて作ったからなんだなぁと。 改めて大事な事を教えてもらった気がしました。 調理中に発覚した新事実がありました。 調理は最後だけでなく、進めながら何度もアセゾネ(塩・こしょう)をします。 塩の振り方だって いい振り方・ダメな振り方があるわけですが、 先月もいらして下さってたので、すっかり塩の振り方が身についてらっしゃいます。 塩加減は 「ここで塩を3ふりして下さい」 という具合に 私が状態を横で見ながら進めていくので 自分で作ってなくても 今 こんな味だろうなという想像がつきます。 そして、いよいよ料理が出来上がってきたところで 「では 味を見ていただいて 最後のアセゾネをしましょう」 「・・・・・(もぐもぐ)・・・美味しい」 と お客様A 「失礼します。(私も味見させて頂いて) もう2ふりで完成です」 私 「あ! もっと美味しくなった!」 お客様A 「さあ、B様はいかがでしょうか。あ、そろそろ出来上がりですね。では味を見て頂いて 仕上げのアセゾネを。」 私 「・・・・・(もぐもぐ)・・・・・」 B様 不審な表情です。 「失礼します。(私も味見させて頂いて)・・・・味がないです。 塩が足りません・・・」 私 「ですよね?!」 B様 「なんでだろう・・・・ずっとA様同様に横で見ていて、しかも綺麗に塩してらしたのに・・・」 私 「あ!!!!」 とB様 「なんですか?!」 「私、手の大きさが小さいからじゃないでしょうか?」 B様 比べてみると、B様の手は私の手より1関節分小さいのです。 「私の一つまみは このくらいです」 と塩をつまんでB様 A様並びに私の一つまみの半分以下でした。 「こんな落とし穴があったなんて・・・・」 私もびっくりでした。 B様の仕上げも無事 美味しく出来て 「では A様の料理をもう一度温め直しましょう^^ 完全に冷めちゃいましたね(笑)」 私 「ああ、はい。 笑」 と、笑顔でA様 「ごめんねぇ~~~~」 とB様にあやまるA様 (ほんとは 美味しそ~~~な お料理の写真を載せたいのですが、まだお見えになってない 予約のお客様の 自分でこんな料理が出来ちゃうなんて~~! という顔が見たいので、 月末までここから先の写真は載せないことにしました。 もったいぶってるようで ごめんなさい ) それにしても 教室って素晴らしい仕事です。 私が「いつか教室をしたい」と思ってた何倍もお客様に感動させて頂いてます。 スタージュ話やら 教室話となると 思いが強くて つい長~~~~~~~い文章になってしまいます。 写真も少ないのに 最後まで読んで下さった皆様。 ありがとうございました。 http://www.hataji-oyajiclub.com/index.html copyright © hataji 2007. All rights reserved # by paris
by paris-cordon
| 2007-07-11 11:42
| 料理教室
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