広島県尾道市因島は「はっさく」発祥の地です。
道路の脇の緑地帯にも八朔(はっさく)が植えてあったり、
地元のJA農協の提案で作り始めた「はっさくゼリー」は
ポルノグラフティーさんのおかげで県外からも買いに来てくれる人気だそうです。
八朔はそのまま食べるのが一番好きなんですが、
大量に購入して 地元だからできるものを作ってみようと思いました。
まずは 「八朔ピール」
フランス料理ではオレンジの皮を使っても
白い部分は丁寧に取り去ることが多いんです。
さわやかな苦味はいいけれど 過剰な苦味は味を損なうからでしょう。
それに従って、綺麗に白い部分を取り除き
長時間ゆっくり火を通して出来上がる八朔ピールはとっても綺麗。
「こりゃあ ええ味じゃのう」 食いしん坊の父が八朔ピールを味見。
ライ麦のパンに八朔1個分の「八朔ピール」を練りこんだパンを焼きました。

ライ麦のもっちり感と、八朔のさわやかな酸味・ほんのり苦味。
なかなかいい相性です。
せっかく大量にある八朔。
私のように苦味が好きではない人用。
苦味の少ない
期間限定八朔マーマレード。
つくってみることにしました。
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