アコーディオン奏者・cobaさんの凱旋記念コンサートに行ってきました。
途中もうだめかも・・・と不安になりながらも手に入れることが出来たチケット。
「よく手に入れられたもんだね」 会場に入って、しみじみ。
収容人数は240人ほどの小さなホールです。
ヨーロッパ各国でなさってたコンサートも、200人程度の小さな会場だったそうです。
だから日本でも、200~多くても300人程度の会場でコンサートを行うようにしたそうです。
「お客の反応がダイレクトに伝わってくるのは刺激になります。
どうか、リラックスして お茶の間でくつろぐような感じで最後までお付き合い下さい」
そう言って始まったコンサート。
あんな鍵盤の数から どうやって複雑な音色が出るのか??
何か仕掛けがあるのか??
目を白黒させながら 観察したり聴き入ったり。
「即興で演奏します。何かお題をあげてください」 とcobaさん。
客からでた お題は
「もみじ饅頭はチョコと餅が美味しいけえ。買ってぇね」 でした。
難題を、みごとに壮大な表現で曲に変えてくれました。
もみじ饅頭にしては壮大すぎる・・・さざなみが聞こえてきそう・・・と思ってたら
厳島神社を思い浮かべながら演奏なさったそうです。

会場の隅には
世界で最も素晴らしい
アコーディオン演奏者に
贈られる賞を去年受賞したときの
トロフィーを飾っててくれました。
みんな順番に見てから帰れるのです。
技術、情熱、おもろいトーク。
小さな会場で、セットもシンプルですが、音楽そのものと お客を楽しませようというcobaさんの思いが伝わるコンサートでした。