節分の日に「巻き寿司」を恵方に向かって食べる。
子供のころにしていた寿司チェーン店のCMがきっかけで、
私の地方にも 一気にこの食文化が浸透しました。
知らない日本人同士が、食文化を通してつながっていると思うと、
平和な気分になります。
食いしん坊な父に、入れて欲しい具を聞いたところ
「かんぴょう」 と 「あなご」 。
そこで、少し具を足したオーソドックスな巻き寿司と、もう1種類作ることにしました。
<作り方>
①寿司飯用に炊いたご飯に、合わせ酢を混ぜる。白炒りゴマも混ぜ込む。
(5合の場合=酢125g 砂糖50g 塩小さじ2杯半)
(米が熱いうちに 全体に合わせ酢をかけて、切るように・底からひっくり返しながら混ぜる)
②粗熱を取ったら、湿らせた布巾かキッチンタオルで寿司飯を覆う。
(乾燥をふせぐため)
③巻きすに、海苔をのせ、寿司飯を手前から1センチ 向こう側1,5センチ を残して寿司飯を
広げる。
(このとき、向こう側の寿司飯の量を小高くすると綺麗に巻けます)
④好みの具を乗せて、巻く。
(残しておいた向こう側の余った海苔の部分に軽く酢水をつけると、ぴったり巻けます)
この手順で巻くと、特別な包丁を使わずに綺麗に切れます

<オーソドックスな具の中身>
①かんぴょう、干ししいたけ、干ししいたけの戻し汁、砂糖、酒、みりん、しょうゆで煮たもの
②タイの身、卵、砂糖、しょうゆ少々をプロセッサーで混ぜ、
オーブンでカステラのように焼いたもの (正月に作っただて巻きと同じ)
③穴子(市販)はそのままでは、身がかたいので、
フライパンに酒とみりんを少しいれ、アルコールを飛ばしたら穴子を入れる。
火を止める直前に、付属の穴子のタレを絡める。
(こうすると、ふわっとした身になります)
<変わり巻き寿司の中身>
①レタスの柔らかく、緑の美しい部分
②甘エビをさっと、湯通ししたもの
③勝手に作ったソース
(マヨネーズを作り、パプリカ(香辛料)、トマトピュレ(無ければケチャップ))

いわしは、ニンニクとタイムとオリーブオイルの香り焼き。
ギーサヴォア(パリ3つ星)の 「まかない」で作らせてもらってました。
簡単だけど、美味しいんです。
下処理してるし、石網で焼かないから「いわしの煙」 は出ず、
いい香りが広がるだけ。
においの強い「いわしの煙」で鬼を追い出すのは可哀そうですからね。
豆まきも、「福はぁ~内」 だけにしました。
(↑ テレビで見た東北の方の影響 )
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