広島の地方テレビを見ていたら、
「年に一度の広島刑務所見学会。 是非おこし下さい」 という短い宣伝が流れてました。
何人もの警備員さん達の誘導に従って、高い 高~い 頑丈な門を車で通りぬけ、
工場や学校の門とは随分違い 普通じゃない所に来た感が膨らみます。
見学開始までの時間は、刑務所で制作した家具・雑貨の展示場に足を運びます。
私の目についたのは、ブックエンド。 (25cm×30cm×2cm)
お値段、2600円。 意外と高い。
いつの間にか増えた見学者は、200人ほど。
「2列を崩さないで、携帯、カメラ、貴重品。 持ちの物全て、ビニール袋に入れて、
きつく縛って下さい。」
20人単位で、警備員さんが2人ついての見学開始です。
「これが、実際にここで受刑者が食べている食事です。
食事は、受刑者が作って、受刑者がそれを食べることになってます。」
透明ケースの中に、昨日と今日の食事が展示してあります。
さんまの塩焼き、サラダ、おひたし、味噌汁、ごはん。
なかなか 美味しそう。
高校で食べてた学食より美味しそうでした。
ちなみに、ご飯は麦ごはん。
減塩食メニューもあるそうです。
独房は 満室のためか、警備上の理由か 見学できませんでした。
最後に、警察手帳を見せて欲しいとお願いしたところ、
「我々は警察じゃなく、法務省の管轄だから、警察手帳は持ってないんですよ。 ニコニコ」
この日一番の驚きでした。
なにやら、寒々とした内容を書いてしまいました。
明日は、美味しいものを紹介します。
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