尾道市御調町では、毎年『とんど』という新年行事があります。

朝8時にクマさんも出動して、近所の皆さんに教わりながら、↑とんど を作ります。
材料は竹と縄と藁。
高さは6メートルくらい。
ちなみにもっと大きな『とんど』を作る地域もあるらしいです。
私達の地域は住民も少ないので、このくらいの大きさが丁度いい大きさみたいです。
そうは言っても、竹を伐採し、運搬し、組みたて終わるのに3時間はかかります。
組みたて終わって、一旦昼休憩を取り、当日中に燃やします。
今年は急な来客があり、とんどの点火に行けなかった。。。無念。
なので、去年の写真を使います。
火はあっという間に燃え上がり、火柱を上げて20秒くらいで『とんど』は倒れます。
クマさんはと言うと、周りの先輩方に
『風下に行くな』
と注意してもらってるのに
何故か煙モクモクの中に一人佇むクマさん。
風上で見守る私。
とんど が倒れ、跡形も無くなるのにあまり時間はかかりません。
危なくなくなったら、女性陣も火の側に行き、竹にお餅を刺して焼きます。
この火で焼いたお餅を食べると、一年元気で暮らせるとか、縁起が良いそうです。
余った竹で、お猪口にして、お酒も振舞われます。

この『とんど』を境に、当番が代わり、今年からは我が家に当番が回ってきます。
夏祭りの準備や とんど が主な仕事みたいです。文化祭みたいな気分で楽しみです。