年が明けて、ワイン中級コースが初まりました。
難しい専門用語が盛り沢山なので もちろん日本語の同時通訳コースです。
中級は毎回フランスのある地方1つを取り上げての内容。 つまり白、赤、ロゼ その地方が白しか作ってないかぎり、毎回同時に白、赤両方出てきます。
今回はロワール地方。パリより西の ロワール川・1010キロの周辺の地域です。
白を3本 赤を2本。 斜めにして色を見たり、匂いをかいでみたり、くるくる回してまた匂い。そんな事を繰り返しながら 葡萄の品種とワインの名前をどんどん言っていくソムリエさん。 まるで呪文のようです。

女性生徒の評価が高かったのは、アンジェという町の
Coteaux du Layon。白で甘口。
ソーテンヌ(白)が甘口では有名だけど 有名になりすぎたせいで値段が高くなってしまったソーテンヌでなくても、十分これだけの白がある事を知って 気軽に楽しんでほしいそうです。

そう言いながら、シェーブル・チーズ サントモールをつまんで
「なんだこのチーズ!最高の熟成加減だね。危険だこの美味しさ。」
と外人らしいオーバーな表現に釣られ、急にサントモールが売り切れました。
「それと、サントモールは筒型の真ん中にワラが入ってないといけないから、もし入ってないのを売ってたら どうしてだ? と店の人に詰め寄っていいからね」
と付けたし またパクリ。
無くなってはいけないと、私もノート取りをやめてパクリ。
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