学校でばったり出くわした上級パティシエの友人も朝からの実習らしく、エプロン、帽子でピリっと決まってます。
「今から プラ?」 「そうなの。 今から?」 「うん じゃあね~」
準備があるから すぐに別れてロッカーに向かいます。
いつも大量に余る 持ち帰り料理。 その日のは ブログでも乗せたウズラのパイ包み。
アルミで包んで持ち帰れる料理です。
くるくる包んで。 パイ包みの半分を持って、上のパティシエ実習室へ。
さすが上級 手の凝ったケーキらしく みんなバタバタ。 入り口に丁度いた友人に
「もらってくれる? 今作ったの。 シェフも褒めてくれてたから 多分大丈夫と思う」
と その物体を置き去りにして退散したところ。
1時間後に彼女と出会い。
「私のケーキも良かったら食べて」 と作りたてケーキ ブッシュ・ド・ノエルをくれました。
もみの木の飾りまでつけてくれ、ケーキ用のボックスに入れてくれて、私のアルミの物体とは訳が違います。
マンゴームース フランボワーズ・ムース アーモンド味の生地が層になって、周りにはカリカリの小石みたいなのが散りばめられてます。
ムースが甘酸っぱく口の中で溶けていきながら、カリカリのアクセント。
夢心地だぁ~
作りたてのケーキは まぎれも無く美味しく。 パリに来て口にしたテイクアウトやサロン・ド・テ どのケーキよりも 美味しかったです。
お菓子は鮮度が命だわぁ。

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