私が住む「しまなみ海道」は柑橘海道とも言える、柑橘作りに適した温暖・降水量が少ない気候です。
去年の年明けにやっと見つけたプロ意識の高い柑橘農家さんに小まめに連絡をとって
今年は「
石地(いしじ)みかん」を分けていただきました。
石地みかんはミカンの品種で、10月くらいから始まる数種類のミカン達の最後に収穫される高級ミカンです。
去年好評頂いた あの「はるみ」や「せとか」を作った農家さんの「石地みかん」はどんなのだろう。
注文した「石地みかん」は、みかんを年に3個食べれば十分な程度しかミカン好きでない私が
夢中で毎日5~6個食べてしまうほどの、驚きの美味しさでした。
しまなみ海道ともなると、柑橘は道路の端にもゴロゴロ販売店があるくらい柑橘であふれてるのですが
私のジャムに出来るほど味が濃い柑橘は なかなかありませんでした。
それがジャム作りを始めて4年くらい経つのに なかなか柑橘ジャムを販売できなかった理由です。

↑見かけは色が綺麗に濃いという程度の違いしか分かりませんが
糖度 15.7注文した箱の中のどのミカンを取っても、全部めちゃくちゃ美味しいのです。
この、どれを取っても美味しいというがどれほど難しいことか。
だって、同じように手間をかけても 畑の中で日当たりがそんなに良くない場所があったり、水はけが悪いところがあったり、、、
じゃあ、その悪条件な場所では作らず全て好条件で作っても、それでも何故か 味にムラが出来るもののようです。
それにもかかわらず、どれを取っても美味しいのは
「 木ごとにチェックして、美味しくないと思ったら売らないから 」 だそうです。
土壌作りから始まり、手入れを惜しまず、一年の集大成として収穫に臨んで
美味しくない木があれば、その木のものは売らない。
もう、プロ意識の塊ですよね。
そんな瀬戸内の宝石とも言える 石地みかんで作ったのがこちら↓
「ほんのり」ではなく、「みかんです」と、とっても自己主張する
私のジャムをご贔屓頂いているお客様好みのギューーーっと濃縮したジャムにいたしました。
こちらも季節限定のジャムですので、売り切れたら、また来年の製造となります。
confiture de ISHIJI 石地みかんジャム発売は3月1日、ホームページ
http://www.le-lien-yukari.com/にて開始いたします。
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