フランス人はアスパラが大好き。
私もパリに料理留学してから
アスパラの虜になりました。
↑ 広島県 世羅産の親指ほどの極太アスパラガス
新鮮だから、茎の切り口もみずみずしく、真っ直ぐ伸びてます。
6月の教室の前菜は 世羅のアスパラをサラダ仕立て、ロティの2種類に調理して、
生ハム パルメザンチーズ、 ウッフポシェを添えます。
「 ウッフ・ポシェって何ですか?」 お客様
「 ゆで卵じゃなくて、殻を割って 茹でて、黄身だけとろとろの火入れに仕上げるんです。。
日本語でなんて言うんだったかなぁ・・・・・」 私、完全な和名があればいいんですが、外来語だといつも思い出せません。
「 分かった! ポーチド・エッグだ!」 お客様
「 それっ!!!! 」 私。そうそう。ポーチド・エッグ
お客様と アスパラを丁寧に下処理してると
「 え~~! ここまで丁寧にするんですね~ 」 なんて、嬉しい反応をして下さいます。
「 はい^^ ビストロ程度だとしないけど、3ツ星クラスになると、歯ざわりまで考慮して、ここまで丁寧に下処理します」 私
お客様方に ありがたい反応をして頂きながら 完成↓ パルメザンチーズがまだ乗ってません。
「 あーーーーっ! (召し上がるの)待ってください! パルメザン・ハペ乗せなきゃっ 」 私
お客様方が 写真を撮ってらっしゃる間に 間に合いました。
「 生ハム アスパラのロティ アスパラのサラダ・・・って、別々に食べても美味しいですが
黄身がトロトロのところに 生ハムとロティをからめて食べてみて下さいっ! 美味しいですからっ!」 私
↑ 食べ方はお客様の自由なのに つい横から 自分の好きな食べ方を口出してしまう私
「 美味しいっ!!」 お客様
「 でしょーーーーーっ!! 」 私 満足
「 いい素材使われてますよね^^ こんなにいい素材なかなか無いです^^」 素材集めに高速飛ばしちゃうお客様
「 ありがとうございますっ! 」 私 大満足
教室って、いい素材を使わないと 素材の勉強にもならないと思うから
いつも自分が出来る範囲の最高の素材をと思ってます。
だから、こんな風に褒めてもらえると、朝5時起きの食材集めもへっちゃらになっちゃいます。
私は怠け者だから自分だけの情熱じゃあ モチベーションって保ちにくいです
「美味しい」って凄く素直に表現してくれたり
素材選びに時間も費用もかけちゃうようなお客様に囲まれてるから
もっといいものを!って気持ちが保てます。
結局、育ててもらってるのは 私だなって、いつも思います。