師匠の都合もあるので、最近慌てながらまとめて料理の試作をしています。
そんなわけで、気がつけば「母の日」
やばっ・・・・・どうしよう。。。。。
「お母さん。母の日じゃね。何か食べたいものとか、ある?」 私
↑ 料理だけで済まそうという魂胆。
しかも去年は前もって スズキを注文して
ギー・サヴォアのスペシャリテを加えたコース仕立てにしたというのに。。。。
父は 「あのスズキの料理は驚くほど美味しかった」 と、いまだに言っている。
「でも 忙しそうじゃし。ゆっくりしたら?」 母
「そういう訳にはいかんよ。」 私 (←そうは言いながら今更何を作るつもりだ?)
「でも、毎日美味しいもん作ってくれようるし。」 母
「それは、自分のため(勉強)に作ってるんだし。。。でも、まあ、手間はかかっとる。」 私。
勉強かねて手間のかかるものを普段から作ったりするので、
家族はよっぽど頑張らないと、もう喜んではくれない。
「あ! カルボナーラ。昨日食べたいって言ってたよね?」 私
「そうじゃった?」 母 (←おいおい)
で、作り始めた。
卵、ベーコン、黒こしょう、塩、オリーブ油があれば出来る。
「うわ~~ サバイヨン 久しぶりだから手が疲れるな。」 ガチャガチャ卵を湯せんで泡立てる。
(正確にはサバイヨンとは違います)
「何作ってるの?????カルボナーラは????」 母 横から不思議そうに見てる
「カルボナーラよ。」 ギモンのサバイヨンは凄かったよな・・・と思い出す。
「重くないね」 母
「クリーム入れないから」 私
「入れないの?」 母
「イタリア行ったときに本屋さんで 色々見て買った本にはクリーム入れないの方法だった。」
「本場もあんな風に作るん?」 母。 泡立てのことを言ってるらしい
「さぁ??? でも、美味しくしようと思って。」 私
「へぇ~~~~」 母
その後、母の大好きなアイスクリームを出した。
「うわぁ~~~~~ とろける~~~ 苺の風味がぁ~~~~~」 母
夕方にアイスクリームを作って良かった。
来年は もっとちゃんと「母の日」をやんないとなぁ・・・・(反省)
父はどう勘違いしたのか
「明日は母の日じゃけぇ、お母さんの好きなとこにドライブに行こう!」 と 嬉しそうに母を誘っていた。(母の日は口実で、自分が行きたいだけである)
「お父さん。母の日は私じゃなくて、あなたのお母さんじゃろう!」 と、当然、母につっこまれ
「・・・・そうか・・・・」 と、ハッとしたようすの父。
「母の日」 今年はむちゃくちゃでした。
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