フランス料理のコースが始まる前に必ず出てくる 「アミューズ・ブッシュ」
一口であっという間に食べれる 小さな名も無い料理です。
ギー・サヴォアでのスタージュ期間に、最初に配属してもらったのがアミューズ・ブッシュでした。
小さいけれど 凝っていて 美味しい。
ギー・サヴォアに行って始めてアミューズ・ブッシュの存在の大きさに気付いたほどです。
私も教室でアミューズをお出しして、来て頂いたお客様(生徒の方)をもてなしたい。
ずっと、そう思ってました。
しかし探すとなると なかなか思うような器が見つかりません。
こまったなぁ・・・
そうして昨日、仕事の打ち合わせより早めについたのでブラブラしていて偶然見つけた
期間限定の小さな展示場で こんな↓器に出会いました。
たしか、作家は北海道の方でした。
下の木の足から外して食べることが出来ますが、
食べ終わると元に戻さないと円錐状の足をしているため 転がってしまいます。
遊び心と手作り感がいいなぁ・・・
すぐに購入しました。
私はいつも待ち合わせは相手が友人であろうと仕事であろうと 早めに着くように行きます。
留学時代に 「フランス人は時間にルーズ」 というのをよく聞きましたが、
一流の人達に時間にルーズな人は1人もいませんでした。
待たせてしまう行為は、相手に対して第一歩目で思いやりにかけますし、
仕事のスタートを遅らせてしまうからでしょう。
硬い話は抜きにして、早め行動のおかげで
思いがけなく欲しかったものに出会えました。
仕事の相手の方も、実は私と同じくらい早く到着してブラブラなさっていたそうです。
そういう気使いが出来る大人の方は やはりお話もとても上手で
仕事というのを忘れてしまうような楽しさでした。
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