料理教室のHPを開設したものの、食育の授業・準備、
教室で使う道具が揃わなかったこともあって教室の開校自体が延び延びになってました。
最後に揃った道具は 包丁。
どんなのを教室で使うか迷っていたからです。
包丁と言えば
留学中、ギー・サヴォアの料理人や留学時に「王子さま」と秘かにあだ名がついていたトップの学生や、そんな仲間達がよく愛用してたのはグローバルの包丁でした。
ちなみにコルドン・ブルーパリ校で使っていた(購入した)包丁は ヴュストホフ社のものでした。
↑ こんなのが大きいのから小さいので 10本以上。
販売するサイトを開いてみると
「世界のトップシェフが愛用する!」
とありますが、私が知る限りの3つ星のシェフ達は誰も使ってませんでした。
たしかにすぐ切れ味が悪くなります。
そこで、フランス留学時、今も国は隔ててますがお世話になっていて、
私が尊敬するシェフに相談。
「シェフ、そろそろ包丁を替えたいんですけど、いい包丁を教えて下さい!
よく見かけたのはグローバル社のでした。
腕は未熟ですが、尊敬するシェフと同じのが・・・いいなぁ・・・・と思ってるんですが・・・」 私
「私が使ってるのが一番いい!なんて事は分からないけど、
だって色々使い比べてる訳じゃないからね。
でも、今使ってるのMISONOは切れ味もよく粘り強く研ぐ時も簡単に研げる扱い易いよ。」
「さ・・さすがシェフ!!! 真似させてもらいます! ありがとうございます!」 私
「こんな事でよければいつでも相談してね」 シェフ
こんな 小さな質問にも丁寧に答えてくれるシェフ。
やっぱり偉大です。 偉いのに偉そうぶらないから余計に偉いです。
そうして、シェフの真似っこ包丁を注文して2週間。
やっと届きました。
教室で使うために買った包丁です。
「弘法は筆を選ばず」 と言いますが
料理は包丁が大事です。
食材の細胞を潰さないように。
せっかく私の ど田舎の教室に足を運んで下さった方に世界のトップシェフ愛用包丁の切れ味を体験してもらうのも いいかな・・・と。
↑ ミーハーな私の考えでした。 (笑)