瀬戸内海に浮かぶ因島で私が自信をもって自慢できるのが、「えびすや」の饅頭。
太鼓饅頭が美味しい店として昔からよく足を運んでますが、
たまたま違う商品に出遭いました。
紅白甘酒饅頭(2個入り 450円)
固めの餡の太鼓饅頭と違い、酒饅頭はふわふわの皮に合わせて滑らかなコシ餡で作ってます。
「わ! これ初めて見た!」 1パックしか置いてない酒饅頭を見て私
「ほんまぁ? 昔はよう作っとったんじゃけどねぇ」 店の奥さん
「でも、いつ来ても無かったような気がする・・」
「ああ、最近は作ってなかったけぇねぇ」 奥さん
「なんで今日はあるん?」
「今日は近所の入園式で注文されたけぇ、特別に作ったんよ。」 奥さん
「ほんで、ちょっと余ったんを こうやって売ってくれとるんじゃね^^」
「そうなんよ。 発酵させたり、蒸したり結構大変じゃけ、最近は作ってないんよ。」 奥さん
そういえば、祖母に「えびすやの酒饅頭は美味しい」 と聞いたことがありました。
この、何か特別な式がないと作ってない酒饅頭。
私が知ってる酒饅頭とは全然違う美味しさでした。
皮の酒風味も強すぎず、その日に作ったものだから ふわっふわ。
餡子はもちろん 「えびすや」だから甘過ぎず上品な甘さと滑らかさ。
「「「さすがじゃね!!」」」 家族、目を閉じながら食べました。
「今度 何かの式で作ったときは電話してあげようか?」 奥さん
「うん!!」
今度 酒饅頭を食べれるのは、いつになることやら・・・
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