パリと言えばやっぱりクレープ。
観光客でごったがえすサン・ミッシェル界隈にあるパン屋さん「パパ」でもそれを売ってます。
美味しいテイク・アウトのクレープと言えば、「La creperie Bretonne」くらい。
({パリのおやつ 5月4日}で紹介)
でも、この店はパン屋の前だからこだわりクレープに違いない。
クレープの列に並んで注文したのはマロン・クリーム(2.6ユーロ)
秋の味覚を楽しめる自家製クリームを期待して、私のクレープが焼きあがるのを見ていると、
迷うことなく横にあるチョコクリームの瓶を開け、生地にクリームを塗りだすムッシュー。
きっと、他の客のと間違えてるんだ。
「はい、どうぞ」
「え??」
「どうぞ。召し上がれ」 早く取ってくれと言わんばかりに クレープが目の前に伸びてきます。
「私が注文したのは マロン・クリームですよ」
「そうだよ! マロン・クリーム」
「・・・ありがとう」
納得いかずにクレープを食べながら 列の横から瓶を見ると、小さく栗の絵が。
スーパーで何度も見たことあったこの瓶が、チョコ・マロン・クリームだったとは。
それにしても、悲しいくらい栗の味がしない。
パン屋のクレープ屋なら 余った美味しいクリームがありそうなものなのに。。。
またも、クレープの罠にはまった自分に反省です。
パリの街角に無数にある あまり美味しくないクレープの罠。
みなさん、お気をつけ下さい。
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