5月17日にオランジュリー美術館が開館再開して、2ヶ月半たちました。
なぜかこの美術館だけは、午前中は予約客・団体客しか入れないため、
一般客が入れるのは12時半ということになります。
13時頃 2度程足を運んだのですが、どちらも大行列。
しかし、買い物や探検の途中、ふらりと立ち寄ってみて あらびっくり
行列は見当たらず、4人くらいが列を作ってるだけでした。
時間は15時。
他の同じような時間に行った友人も同様に空いていたそうです。
睡蓮の間は 10年前のそれとはまるで違うものでした。
大きな睡蓮の絵が360度
中央の椅子を囲っているのは同じでも、絵を見るための照明が違うのです。
色を見るために一番いいのは自然光(太陽の光)だけど、
それを直接あてると強すぎて絵が痛んでしまいます。
それを解決するように、高い吹き抜けの天井に、2重のシースルーの白い布のようなものが張ってあります。
外の天気が曇ったら、「睡蓮」も暗くなり
太陽が雲から顔を出したら、「睡蓮」にも優しい光が入ってきます。
まるで、絵の中にいるようです。
改装工事で何年も待たされたけど、待った甲斐はありました。
写真右が 睡蓮の間の天井の構造です。
オランジュリー美術館
地下鉄 1番 コンコルド
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